窓の絵 for GECOZY Bar
富士吉田市で開催された期間限定のポップアップバー「GECOZY Bar」のために制作したイラストレーション。富士山の食材、クラフトジン、地元のクラフトビールをテーマに据えた空間に、植物とバーの要素を組み合わせた絵を描いた。
カテゴリー
Graphic design
クライアント
Gecozy Bar
執行項目
イラストデザイン、窓絵制作
一枚の絵から、空間のテキスタイル的なビジュアルへ
この依頼を受けた時、単なる窓の装飾画として描くつもりはなかった。大きな空間に描く絵は、テキスタイルのパターンと同じく、「空間」を包むものだと思っている。そのようなテキスタイルデザインの発想で、空間の装飾にとどまらず、いつかパッケージに、コースターに、メニューや看板へと展開されていく可能性を想像しながら筆を進めた。
富士山周辺の植物とバーにまつわるモチーフを、自分らしい線と構成で組み合わせる。どの要素をどの密度で配置するか。色をどこまで抑えるか。イラストレーションとしての完成度だけでなく、グラフィックとして様々な媒体に乗り移れる柔軟さを意識した。
GECOZY Barの前身は上吉田の1889旅宿に併設されたバーであり、現在は惜しまれながらも閉業している。実はその前身の店でも、同じように窓に手描きの絵を描いたことがある。場所が変わり、形が変わっても、窓に絵を描くという行為がつながっていた。その記憶とともに、この絵は残る。