草木染workshop at Kurahouse
2026年のゴールデンウィークの二日間、Kurahouseの場所を借りて、草木染めのワークショップを開いた。参加者それぞれが持ち込んだ、色の落ちた服、スニーカー、トートバッグを新しい色に染め直す二日間。
カテゴリー
Community Events
クライアント
Local Community
執行項目
染色企画 / 運営
素材
初めての草木染めワークショップは、Logwood、玉ねぎの皮、そしてちょうど季節だった富士山のわらび。紺、黄、緑の三色を試した。媒染は銅媒染を使い、重ねるごとに違う深さが生まれた。
色を重なるの繰り返し
浸して、染め液を絞って、また浸して、色を重なって、乾かす。その繰り返しの中で、思いがけない色に出会う。ユーカリの木漏れ日の下で作業しながら、色が重なるたびに布の表情が変わっていく。計算通りにはいかないけれど、だからこそ面白い。
あの日のこと
一緒に染めを楽しんだKimが、日本に来てworking holidayを1年くらい経って、現在もうイギリスに帰った。ワークショップはイベントとして終わったけれど、あの二日間に生まれた色と記憶は、それぞれの布の上にまだ残っている。
地域で採れた植物を使い、地元の友人たちと布に触れる時間をつくること——それはMONOLUMIにとって、単なるイベント企画ではない。産地こその資源、街のメンバーとして生きるための、静かな実践だ。
物の工藝性とは、人が介在することで生まれる差異だと考えている。草木染めのワークショップはまさにその場そのものだった。誰ひとり同じ色にならない。同じ布を同じ染料に浸しても、手の温度が違えば、時間が違えば、色は変わる。その差異の中に、MONOLUMIが富士吉田でつくり続けたいものがある。